Yahoo!の憂鬱

MSの新検索エンジンのBingを、Yahoo!が採用することになるというニュースを見て、思い出したことは、昨年池袋にはYahoo!ユーザーが多く、Googleユーザーが少ないという報道。それを裏付けるデータがADKにて紹介されていた。

JR東日本エリア内の乗車人員上位10駅について、各駅利用者のYahoo!JAPAN閲覧率とGoogle閲覧率は下表の通りとなった(乗車人員はJR東日本のウェブサイトより引用、閲覧経験サイトはADK「生活者総合調査2009」)。

これによると、Google閲覧率がもっとも低いのは池袋駅利用者で、57.0%。「池袋駅にはGoogle利用者が少ない」というのは、何とも不思議だが事実のようだ。
http://aii.adk-i.jp/2009/07/google-b937.html

Googleも、以前ファッション関はの人からは、池袋は副都心の中でも一番遅れているなんて話を聞いたことがあるけれど、トレンドリーダー的な人が住まなそうな街ではありそう。また、IT企業があまり集積してなさそうなエリアだったりするのも影響しているんでしょう。

僕も昔は池袋近辺が生活圏だったし、Yahoo!BBユーザーだったからYahoo!党だったけど、Googleが生活に占める割合が高くなっている。Yahoo!の魅力は、ヤフオクファイナンスくらいかな。ノートパッドや、フォト、ブリーフケースも昔は利用したけれど、Googleの便利なサービスへ駆逐されていってしまった。まあ、新し物好きなので、Googleの先進的なサービスに触れている体験そのものが楽しいのが本音だったりする。日本でYahoo!がこれだけヒットしている話はまた今度ということで。

そういえば、「ググル」という言葉もあるけれど、それ単品でというより、どちらかと言うと教えて君に「ググレカス」って使われることが多いような気がする(笑)