超凡思考

超凡思考

超凡思考

P066
大人になると「キミの夢は?」など、誰も聞いてくれません。現実的な目標はあっても、大きな夢など見なくなってしまいます。大人になったら熱さを忘れて涼しい顔をしなければいけないのでしょうか?「夢は何?「理想は何?」「あこがれの人は?」といった質問に、大人になった瞬間に答えられなくなってしまうのはおかしいです。

仰る通り。アツい思いや夢は周りに伝播します。

P070
司法試験に短期合格する人に共通する特徴は、何かに挑戦する際に全てを自分でやろうとしないという点。自分にしか出来ない事に集中できる環境を整備。

自分のプライドが一番の敵だと思う。

P88〜89
自分を全く異なる環境に置くと、違った扱いを受ける。そして、自分を相対化することができる。
いつも時間に追われている人は、ただ時間を猛烈に消費しているだけ。時間が無い中で、どれだけ自分の時間を区切れるか、そして異なる時間を作り出せるかが大切。

時間を猛烈に消費はまさしくそうだ。時間は作り出すことが肝心。

P99
メモの黄金ルール
(1)話を書きとる際、あれ?と思った事を書き遺すこと。そして講義が終わったら解決する。
(2)具体例こそメモに取るべし。細部に潜む魂に話し手のオリジナリティがある。

仕事がら、メモを取ることが多いので、参考になる。論理展開なんて、シンプルなんです。具体例の引き出しが多い方が、いいと思っている今日この頃。

P120
感じ取る力を培うために、何を面白いかに敏感になること。
そして、自分の興味がある記事からインプリケーションを汲み取り、他に応用する。

だから感度を高めないとね。

P161
プレゼンの3つのキモ
・相手の立場でストーリーを組み立てる
・先を読んだプレゼンをする(反論・疑問を先回り)
・常にクライマックス(いちばんの核心)から始まる

「3つのうちのリスクの打ち、2つはこういう策を講ずることでリスク発生率をかなりの度合いで減らす事ができます。ただこの一つはやってみないとわかりません。それでもりーたんを考えれば、このリスクを取る価値はあるし、乗り越える自身はあります。」

「今から言う点については、当然こういう反論があると思う。大きく言えば3つ。3つのうちの2つについては必ずしも当てはまっていません。ただ、3つ目は全くその通りだと思います。」

プレゼンする機会も多いが、なかなか不安なので、常にクライマックスから行うのは難しい。また、プレゼンで、自分の弱い点から説明する機会も少ないので、今度試してみようと思う。

P171
プレゼンテーションのゴール
第1段階:理解
受けてに理解してもらうための3つの方法
(1)最初に相手の反応をうかがいながら、スピードを変える
(2)予測可能性の演出
(3)具体例の多様(特に相手の立場で)
第2段階:納得 
第3段階:共感
(1)笑顔
(2)視線
(3)スーツの上着
(4)一緒に悩んで、わかるまでの過程を再現
(5)聞き手の疑問や不安を先取り
⇒一番後ろの人へ一対一で話すような感覚
第4段階:感動

プレゼンに限らず、普通の会話でもその通りだと思う。ただ話しているだけのプレゼンがなんと多い事!

P178
話をするということは、役を演じることである。以下6つの役割を演じる。
・学者:正確で専門的な知識や情報を与える。
・易者:将来の見通しを伝える。
・医者:悩みや困難に対して解決の糸口を与える人。弱っている人を元気にする。
・役者:人に勇気を与える。(映画や演劇)
・芸者:笑いやユーモアを提供
・父母:間違いを諭す

自分はその場に応じて、役回りが出来ると思っていたが、6つの役割で今一番大切なのは易者と父母でしょうか。事実から、未来を見通して、相手を諭すことが。