すごい「議論」力!―これが最強の「論理&心理」術!
- 作者: ロバートマイヤー,Robert Mayer,内田和成
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2008/02
- メディア: 単行本
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よくこういうシチュエーションがあると思うが、どう答えればよいか?
あなたは夫に20キロ痩せてもらいたいと思っています。しかし、夫は聞く耳を持ってくれません。やせてもらうにはどのような言葉をかければいいのでしょうか?
A あなたに20キロ減らせるかしら?
B 食事を減らしてもっと運動しないと
C 楽しみながら20キロ痩せるにはどうすればいいと思う?
D あなたって裸の時はお団子みたいね
※この例から導き出される示唆は、人は常に決定権を握りたがっているということ。
■相手のガードを簡単に崩す方法
- 熱意は必ず伝播する
- 感謝の言葉や褒め言葉
- 相手を動かす打ちとけた空間の簡単な作り方。
- (1)非難がましいことを一切言わない
- (2)過ぎた事にこだわらない。常に今を考える
- (3)相手の行動や考えを見下さない
- (4)相手の自尊心を傷つけない
- (5)相手の理性を否定しない
- (6)矛盾点や事実と異なることを指摘し、相手を追い詰めない。
- ポイント
- (1)あなたのおっしゃるとおりかもしれません。
- (2)それも一理ありますね。
- (3)あたなたの立場だったら、確かにそう思います
■相手のメンツを立てて、主張を通す高等テクニック
- 一握りの人間の違いはどこにあるのか? ⇒多くの場合、人との接し方にある。
- 例)「なるほど、それでどうなったんです、何がポイントなんですか?」
- 例)スーツも靴もピカピカ。でもかばんがボロボロ
- 例)サーティイーワンのアイスの例(必ず聞き返して、同じと言う)
- 例)テレビプロデューサーに求められる陣座い。相手を共感させられる人材が必要。私もそうでした。私も髪が薄かった。私も太っていた等
- 例)20キロ痩せてもらう
- 幸福は人との比較がベースになっている。住宅や結婚斡旋のセールスの例。
- 具体的に、細かい数字を使って、信ぴょう性を高める。
- 具体的なエピソードや比喩を使ってみる。
- 他社の前例を作る(募金箱にお金を入れたり、
■それでも落ちない相手を落とす方法
- 一つ目、二つ目続いた後に、三つ目も同じものが続くと思われがちだが、そこで落とす。
- 風穴を空ける方法。
- (1)具体的な事実を聞く
- (2)言い訳をされるのえ、何故ではなく、「何」「どのような」を使う。
- (3)疑問形を用いない
- パワーアップの武器
- (1)たとえを巧みに
- (2)インパクトのある言葉
- (3)意外性のある表現
- (4)レッテルを活用
- 説得の方法
- (1)一歩引いた目線で
- (2)私はこう思う事を伝えて、相手に何をして欲しいかを話す
- (3)行動を問題にしているのであって、人格を否定しているのではない
- (4)解決策が出ない場合は、こちらがどうするかを伝える。