Lost in Translation

uenosono2007-05-26


月並みな評価をすると、日本人の描写が酷いとか、何を言いたいのかわからないと感じるのだろうか。


しかし、それにしてもソフィア・コッポラ監督の孤独感の描写が綺麗だ。女性らしい作りだ。そういえばマリーアントワネットもそうだな。


ちょうど公開していた当時に友達と見に行った時よりは、いいなと思えるようになった。プラトニックだから、余計二人の関係がセクシーに感じられた。パークハイアットのエレベーターでのフレンチキスと、最後に耳でささやいたシーンが好きだな。


実は週末に、私の会社の同期社員2人が婚約・結婚をお祝いする機会があった。とても幸せそうだった。


ボブの結婚生活が25年だという台詞も印象的だった。

Well, you figure your sleep one-third of your life. That knocks off eight years of marriage right there. So, you're down to 16 and change. You can drive it, but there's still the occasional accident.

解説: CM撮影のため来日したハリウッドのベテラン俳優とカメラマンの夫に付き添って来日した若妻、2人のアメリカ人が異国で体験する淡い恋心を描く。『ヴァージン・スーサイズ』でデビューしたソフィア・コッポラ監督の2作目にして第76回アカデミー賞の作品賞にノミネートされた秀作。『チャーリーズ・エンジェル』にも出演していたビル・マーレイ。彼はこの役でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされる。相手役の若妻には『ゴーストワールド』のスカーレット・ヨハンソン。東京の雑踏がコッポラ監督によって、美しく映し出されているのも日本人にとって新たな発見。

ハリウッドのスター、ボブ・ハリス(ビル・マーレイ)はウイスキーのCM撮影のために来日し、滞在先のホテルへと向かっていた。ホテルで出迎える日本人スタッフに軽く挨拶をし部屋に入るとアメリカの妻からファックスが入る……。 (シネマトゥデイ


原題 LOST IN TRANSLATION
製作年度 2003年
製作国・地域 アメリカ/日本
上映時間 102分
監督 ソフィア・コッポラ