宇宙へ。

夏休みになると、小中学校の頃に毎年北海道でキャンプへ行っていた時のことを思い出す。反射式望遠鏡を抱えて、宇宙を観察したことが懐かしい。空を見ればだいたい星座がわかったが、東京から北海道へ引越ししてから北極星の位置が違うことに驚いたのも懐かしい。

さて、本映画はNASAの宇宙へのこれまでの取り組みを「BBC」がまとめたというもの。そのあたりから違和感を感じた。JAXAイトカワの実績を「NHK」ではなくて「BBC」がまとめるようなものだろうか。もう一つ気になったのは、やはり宇宙進出は旧ソ連との競争であったことにも触れていなかったので、片手落ちの印象だ。

しかし、映像が始まると、天体少年に戻ったように感動した。特に、史実としては知っていることが、映像として見ることができることに。月に降り立って車を運転したり、ジャンプしたりするシーンはいつ見ても、素直に感動してしまう。

クーラーの効いた涼しい家で、大型テレビで高解像度で見られるのは良い時代になったね。