REC/レック

REC/レック スペシャル・エディション [DVD]

REC/レック スペシャル・エディション [DVD]

クローバーフィールドのように、ハンディカメラで撮影したPOB(Point Of View)というジャンルのスペイン製(B旧)ホラー映画。純粋に怖がる分には、多少主人公の悲鳴がうるさいのを除いて結構良いと思うが、最後のあたりが微妙かなと思い減点。と思ったら、続編あるのね。今度はCCDカメラで撮影しているので恐怖も2倍とか。2に期待。

第9地区

第9地区 Blu-ray&DVDセット(初回限定生産)

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南アフリカって治安の悪い街だと思っていたが、それよりも治安の悪いからどれだけ危険なのだろうか。お金がかかった立派な映画だが、やはり詰めの甘いB級SF映画と言わざるを得ないだろうか。

エイリアンと人間の立ち位置がいつもと違うので新しい設定ではある。次回作があればそれに期待してみたい。

シャツ買いました

自民党小泉政権下での大きな成功として、「クールビズ」に代表される、オフィスのカジュアルかの推進があげられる。それによってスーツやネクタイの売上は多少落ちたことは否めないだろうが、日本のビジネスマンの生産性を上げたのは間違いない。導入して10年弱になるわけだが、とりあえずノータイにしました感じでは無くなってきて、だいぶこなれてきた感じがする。大学生の時に夏休みにインターンと称してオフィスで働いていたが「オフィスカジュアル」と聞いて「どんな格好だろうか?」と昔だいぶ悩んだのが懐かしい。

クールビズとは言え、適当なポロシャツで事務所へ行くのもあれであるし、急な来客やミーティングもあるため、ドレスシャツを毎日着用している。そのためか、入社したころから着ているシャツがだいぶ消耗してきたので、新たにシャツを購入した。今まで既製品や国内製オーダーシャツを利用していて、イタリア系ドレスシャツとしては久々となるわけだが、生地の質感の良さだけでなくて、改めて発見があった。肩から袖のあたりがフィットするというかとても着心地良いです。イメージで言うならば、肩のあたりの疲れが緩和された感じだ。FRAYのシャツの良さに関しては故落合正勝氏もかねてより指摘しているので、見ておくと良いかもしれない。
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イタリア系ドレスシャツの対極にあるのが、ブルックス・ブラザーズラルフ・ローレンに代表されるアメリカ系シャツ。そこら辺の違いについては今後述べておきたい。

話はそれるが、国内のシャツは、国内の高コスト体質から、中国生産へ一斉にシフトした。繊維の街岐阜も今では駅前がゴーストタウン化している。その一方で、国内で生産から販売まで一貫して行うメーカーズシャツ鎌倉のような企業も見られるようになった。4,980円ワンプライスで高品質のシャツを販売しており、ここ1ヶ月のうちに、(7月)沖縄でアジアへの輸出拠点設立や、(8月に)初の自社工場を大阪泉南に新設といった報道も見られる比較的話題の会社である。

価格と品質で市場のポジショニングを見渡すと、ユニクロと専門店の間では、一部のキャラクターアパレルブランドを除けば、大きなプレイヤーは見られないし、今後も国内SPA型の企業として伸びていくと思う。(なんて言ったってこの会社のURLはシャツドットシーオードットジェイピーだし。)

サブウェイ123 激突

サブウェイパニックのリメイク作品。これは微妙だったかな。

We all owe God a death.

このフレーズは何度か繰り返されるのですが、あちらの文化圏にいないと理解できないのかなと思うこともありますが、なかなか考えさせられる言葉かなと思います。

さて、最近ソニー・ピクチャーズ系の映画ではラップトップPCはVAIOというのがお決まりになっている。GoogleSonyの提携発表もされていたが、今後ますます映画ではソニー製品を核とした近未来のライフスタイルの魅力的なプロモーションがされるのではないかと思っているがどうだろうか。映画製作も不況の煽りを受けて、広告スポンサーの力が強くなるのではと。

96時間

主演を演じたリーアム・ニーソンは「シンドラーのリスト」のシンドラー役でも知られる。冴えない哀愁漂う駄目オヤジという印象だったのですが、良い意味で期待を裏切られる。
リュック・ベッソンのシナリオには全く捻りは無いが、テンポは良いし、パリの街並みも綺麗だし、最近では一番面白かった爽快アクション。次に見た映画がひどかったから余計そう感じる。

サイバーエージェント流 成長するしかけ

サイバーエージェント流成長するしかけ

サイバーエージェント流成長するしかけ

サイバーエージェントの曽山取締役(人事)が社内の組織活性化の仕組み・制度を紹介。

急拡大する組織の問題点として下記のことがわかったと言う。

ビジョンや価値観の浸透が弱い
社員同士のつながりが希薄
個人への認知や、自己肯定感が不足していた

ここらへんは成長している会社であれば、どの会社でも当てはまること。

そこで、導入した経緯やどのような運用をしているか筋道を立てて紹介されている。

  • 1泊2日での役員合宿でビジョンを一つにまとめた
  • ビジョンの浸透は入社1ヶ月の間に、どうやってビジョンを自分達のものにするかを議論する場を設けている。
  • 懇親会費用の補助
  • 部活動支援
  • WEB社内報
  • ブログ
  • エニアグラム
  • トピックスメール
  • 社員総会
  • 月イチ面談
  • バージョンアップ委員会
  • 四半期に一度のマネージャー研修

特徴的なのは下記

  • すべてここ7年位の間に一から作り上げている点
  • 社長のコミットメントがある点
  • 役員が入れ替え制になっている点

会社組織以外でもすぐにでも活用できる取り組みが紹介されているけれど、ビジョンを経営層が確認せずに、どういう組織を目指しているかを確認せず、仕組みだけ導入してはいけませんよ。

その科学が成功を決める

その科学が成功を決める

その科学が成功を決める

世間で言われている自己啓発本をバッサリ。ボクも"カツマー"なカモリーマンだから、こんな本にもっと早く会えれば良かった(笑)
トンデモ本をたくさん買ってきたけれど、これはしっかり学者さんが書いたマジメな学術書

簡単な10章仕立ててで、この手の本には珍しく訳のテンポが良い

  • 自己啓発」はあなたを不幸にする
  • 「面接マニュアル」は役立たずだった!
  • イメージトレーニングは逆効果(好感度・フランクリン効果)
  • まちがいだらけの創造力向上ノウハウ(赤→緑)
  • 婚活サイトに騙されるな(ドキドキ感)
  • ストレス解消法のウソ(話→紙)
  • 離婚の危機に瀕しているあなたに(モノ→心)
  • 決断力の罠(集団の意思決定は過激になりやすい)
  • 「ほめる教育」の落とし穴(結果ではなく努力をホメる)
  • 心理テストの嘘を実(性格の5因子)

幸福とは欲しいものを手に入れことではなく今を好きになること

幸福感のためには「微笑む」「背筋を伸ばす」「楽しげに振舞う」とかね、自分のことって、見えないからなかなか気づかないので、すぐにでも挑戦しては。

そして、あとがきでは59秒で実践できる”自己啓発”のアドバイスで締められています。
しっかりとした学術書なので、最後の参考文献もお得。これだけでも買う価値あり。